2025年3月31日放送「月曜から夜更かし」
番組で「コーヒーが高すぎる喫茶店問題」として「福岡県嘉穂郡桂川町」の喫茶店が紹介されました。
今回、その高すぎると言われるコーヒーの値段は? お店の場所は? 番組内でのトークも併せて紹介します。
コーヒーが高すぎる喫茶店とは?「珈琲の店 リオ」
創業47年 福岡県嘉穂郡桂川町にある「珈琲の店 リオ」
嘉穂郡桂川町の人口は「12,779人」(2024年4月時点)
福岡県のほぼ中央部に位置し、細長い逆三角形の形をしています。特産品はお米といちご。
国道が通っており交通の利便性が高く、JR桂川駅から博多駅まで電車で約30分。国の史跡に指定されている「王塚古墳」や黒田官兵衛にゆかりがある麟翁寺があり、歴史的な観光スポットとして知られています。
1978年創業の「珈琲の店 リオ」には、店内にはマスターが世界中から集めたコーヒーカップが1400種類ほどあり圧巻のコレクションが特徴です。
店内には、特別なコーヒーを注文した方のみが利用できる「VIPルーム」があり、アンティークな調度品が並ぶ特別な空間でコーヒーを楽しむことができます。
これまで、数多くのメディアに出演し、地元の方から東京や北海道など全国から利用される大変有名な喫茶店です。
なぜアンティークのカップを集めるようになったのか?
店主は子供のころからアンティークが好きだったようです。近所の店で自分で買える範囲で購入していたそうで、そうするうちに、いいものや有名なものは欲しくなっていったようです。自然とアンティークのコーヒーカップを集めるようになっていったようですね。
コーヒーカップによって中身のコーヒーを変えているそう。例えば、マイセンのカップでのみたいなら、600円のブレンドコーヒーではなく、ブルーマウンテンを提案したりする。よそにはない、特別なカップでいつもより一段いい豆で楽しんでほしいと考えているようです。
1杯1万円のコーヒーとは?
「500万円のカップ」で提供する「1万円のコーヒー」!
この1万円のコーヒーは、2001年から始めたということ。
1万円のコーヒーで出すカップは「イギリスのミントン社のカップ&ソーサー」
福岡の輸入業者から500万円で購入したそうです。そのカップ&ソーサーは、22金を使った1840年製のもの。お客様に使っていただくものと始めから思っていたので、その特別なカップに見合った特別な空間と特別な味、特別な時間を提供できるものにしたようです。

500万円のカップでぜひ飲んでみたい!



カップに添えられるスプーンも純金製。当時は24万円したのだとか。
始めの1万円コーヒーは、常連さんから。
そこから口コミでじわじわと広まったそうで。以降、全国放送のテレビで紹介され、20年以上たった今でも多くのメディアに紹介されています。全国から「1万円コーヒー」を体験してみたいと集まるのもうなずけますね。
その他のメニューは?
ホットサンドセット:1,100円
新鮮な具材を使用したホットサンドにコーヒーがついたセット
りんごのタルト:850円
Instagramでは、このりんごのタルトを一緒に召し上がるひとが多いようです
ブルーマウンテン:1,300円
店内の豊富なカップコレクションからお好みのカップを選んで楽しむことができます
以前人気だったイタリアンスパゲッティは、2024年ごろには辞めてしまったようですね。
番組内でのトーク内容
実は、人気メニューは「うどん」ということ。
地元の方は「うどん」「ごぼう天うどん」と注文。
コーヒー頼みますか? の質問に「誰が頼むか」と冗談まじりの女性のお客さんで笑いがおこります。
アンティークのカップが鎮座する喫茶店でうどんをすするのも、おつなものかもしれません。
ちなみに、口コミでは「にゅうめん」を注文していたお客さんもいたようです。
店舗情報とアクセス
福岡県嘉穂郡桂川町土居702
営業時間:11時~18時
定休日:月曜日・木曜日・土曜日
駐車場:店舗前にあり
ボックス席3・カウンター席5・2階に特別室
(2025年3月現在)
まとめ
「コーヒーが高すぎる喫茶店問題」の喫茶店は
✓福岡県嘉穂郡桂川町の「珈琲の店 リオ」
✓1万円コーヒーは500万円のカップ&ソーサーで提供
✓1万円コーヒーはブルーマウンテンナンバーワンをVIPルームで提供
✓ティスプーンも純金製
✓現在イタリアンスパゲッティはやってない
カップを楽しみ、コーヒーを楽しみ、空間を楽しみ、ときにはうどんを楽しめる。
何度も足を運びたくなる喫茶店。一度は1万円のコーヒー飲んでみたいですね。
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