2025年4月7日(月)11時6分スタート 連続ドラマ「夫よ、死んでくれないか」
全夫が震えるシリーズ第三弾として公開
キャストは主演「安達祐実」「相武紗季」「磯山さやか」の3人、そして夫役に「竹財輝之助」「高橋光臣」「塚本高史」の3人です。さらに追加キャストも発表されました。
タイトルからしておどろおどろしい感じがしますが。今回は、原作は?追加キャストは? 妻の不満の矛先にある夫役の3人に焦点を当てて、どんな役を演じるのか? 見どころは? そんな気になることをまとめました。
原作は丸山正樹さんの小説
今回の連続ドラマ「夫よ、死んでくれないか」は、2023年10月21日刊行「丸山正樹」さんの小説(同タイトル)を実写化したものです。
ドラマのはじまりは「甲本麻矢(こうもと・まや)」「加賀美璃子(かがみ・りこ)」「榊友里香(さかき・ゆりか)」が、隠れ家的なバーで雑談とともに愚痴をこぼしている場面から始まります。
この冒頭だけで結婚している世の男性のことが不憫に思えてくるようですが、その愚痴で女性たちは日頃の鬱憤を晴らしていきます。そこから、ある日突然1本の電話が・・・。ここから急展開でいろんなドラマが巻き起こることに。
今回の脚本は、的場朋美さん。
3月末には7人の追加キャストが発表されました。
テレビドラマではさらに刺激的な内容になっているようですが・・・。どんな展開になるのでしょうか。
7人の追加キャストとは?
安達祐実・相武紗季・磯山さやかのトリプル主演。
そんな中7人の追加キャストとして以下の方々に決まりました。
久保田悠来:(安達)と行きつけのバーで知り合う・千田真一役
清水尚弥:若手医師・鴨下亮介役
遊井亮子:(安達の)会社の上司・立花瑤子役
松浦りょう:(安達の)会社の後輩・鳥居香奈役
柳憂怜:失踪事件の担当刑事・志村功役
吉岡陸雄:(安達の)兄・薗部康明役
新山千春:(磯山の)憧れのママ友・映美役
「不倫夫・束縛夫・モラハラ夫」 癖の強い夫たち
甲本 光博 役|竹財輝之助
IT企業勤務。妻と向き合おうとせず一緒にいる意味をも感じさせない「不倫夫」(安達祐実の夫役)
彼は家庭内でゲームばかりしており、妻とのコミュニケーションを避ける傾向がある夫。
そんな中、ある口論をきっかけに突然失踪してしまいます。
ドラマの中では、光博の失踪が物語の重要な転換点となり、夫婦関係の複雑さや結婚生活の現実が浮き彫りになります。

夫婦関係の複雑さや結婚生活の現実・・・
それを見るだけでもドキドキしちゃう
加賀美 弘毅 役|高橋光臣
外資系コンサル勤務するエリート。妻に異常なほど愛を注ぐ「束縛夫」(相武紗季の夫役)
日々身体を鍛えており、身の回りも整え一見すると「出来る男」に見えます。
しかし、妻への愛情は異常なまでに強く過度な束縛を行います。この束縛がエスカレートしていくのです。
そんな加賀美弘毅は愛情という名のもとに、妻を過度に束縛して追い詰めていく存在として描かれています。



全夫が震える前に
全妻が震えちゃうような存在だわ
榊 哲也 役|塚本高史
電機メーカー勤務。自分の稼ぎで妻は生きていると考える「モラハラ夫」(磯山さやかの夫役)
結婚前は頼りがいのある優しい男性。しかし、結婚後は「自分の稼ぎで妻は生きている」と考えるモラハラ夫へ変貌します。ドラマの中では、モラハラ行為がエスカレートし、ついに・・・という展開も描かれています。榊哲也は結婚を機に本性を現し、妻を精神的に追いつめる存在として物語に大きな影響を与えるでしょう。



どんな展開になるんだろう
見どころは?
気が付けば30代後半。こんなんだっけ、私の人生。
予測不能なストーリー展開と心理戦
3人の女性が夫に対する不満を抱えながら、それぞれの形で「幸せ」を取り戻そうとするところから始まります。特に、友里香の衝撃的な告白は、多くの視聴者をいっきに引き込むでしょう。
「展開が早いというか、色んな展開を見せてくれるので、間違いなく次が早く見たくなるドラマ」「やっと、ここで落ち着くのかなと思うと、もうひと転がりあるダメ押しの一手が出くるので、意外性がありショッキングで飽きさせないドラマになっています」と安達さん。
「現在と過去を行ったり来たりする中で伏線が多数あり、どこかでなにかが起こっているので声が出ますよね」と磯山さんと安達さん。
実力派俳優陣の迫真の演技
✓主人公の甲本麻矢を演じる安達祐実さんは、キャリアと結婚とのはざまで苦しむリアルな姿を見事に表現します
「まじめなかたで、こういう巻き込まれ型、たまにいますよね」と相武さん。
「女の人が働くってことの難しさというのを、体現しているキャラクターかなと思います」と安達さん。
✓相武紗季さんが演じる加賀美璃子も、難しい役どころながら圧巻の演技です
「いつもいつもカッコつけて疲れてしまっている女性ですかね」と相武さん。
✓磯山さやかさん演じる榊友里香は、モラハラ夫から解放されようともがく姿が印象的です
「基本的には3人で居ると一番大人しいキャラクター。つかみどころがよく分からない二面性を持ったところもある、そんな女性もいるんじゃないかなと思います」と磯山さん。
社会問題を描いたストーリーの深さ
本作の原作が男性ということにも興味を持ちます。
単なる復讐劇ではなく、結婚や夫婦関係のリアルな問題を描いている点。登場人物たちが抱える問題は、どれも現実に存在するものばかりなので、リアリティがあり視聴者の共感を呼ぶことになりそうです。
夫よ、死んでくれないか|まとめ
このドラマは、結婚生活の理想と現実、そして夫婦関係の愛情を深く掘り下げた作品となっているようです。スリリングな展開とリアルな人間描写が魅力となるのではないでしょうか。
「夫だけでなく、妻側のこともあるのでお互い気をつけようねという目で見るといい」「そうそう、反面教師」に。「家庭円満のきっかけにしてくれれば」と安達さん。
「最後なんてほんとに台本読んでて声出ましたもんね、ええって」と安達さん。なんだか、最後まで目が離せないドラマになりそうですね。夫婦二人で見るのもよし、ひとりで見るのもよし、とにかくスリリングなドラマに乞うご期待です。
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