2025年7月 「日曜日の初耳学」に佐藤健さんが出演されました。
ちょうど、Amazonプライムビデオ「私の夫と結婚して 全10話」の配信が終わったあとの放送。
番組では、佐藤健さんの仲のいい芸能人や私生活での顔、また大ヒット作「るろうに剣心」での撮影秘話を語っていました。そんな中、俳優を辞める覚悟で挑んだ理由や撮影中に反乱がおきていた理由など、佐藤健さんの俳優への想いがぎゅっと濃縮されていたのでご紹介いたします。
佐藤健|るろうに剣心 想いを激白
子役を経験したのですがシャイな性格が表立って辞めた後、芸能界入り。そのきっかけは、高校2年生の時、初めて行った原宿でのスカウトだったようです。その1年後の17歳で「仮面ライダー電王」で1人8役を演じました。
佐藤健さんの大ヒット作「るろうに剣心」はシリーズ5作
2012年 るろうに剣心
2014年 るろうに剣心 京都大火編
2014年 るろうに剣心伝説の最期編
2021年 るろうに剣心最終章 The Final
2021年 るろうに剣心 最終章 The Beginning
2012年、当時23歳の佐藤さんは主人公「緋村 剣心」(ひむら けんしん)を熱演。
役者人生を懸けて挑んだ作品であり、アクロバティックな殺陣(たて)のアクションはスタントマンたちと一緒に作り上げていき、それを務めたことで日本映画史に残るアクションシーンと話題になりました。
実は作品につて、漫画の中で剣を使った格闘シーンが多くて実写不可能といわれていたそうです。
佐藤健さん自身も実際この漫画が大好きで、実写化すると聞いたとき無理だろうと思っていたということでした。
ですが、すでにアクションチームが「るろうに剣心のアクション、こういう感じで行きたい」とイメージムービーを作っていたようで、佐藤さんはそれを観た時に「なるほどな、このアプローチの仕方だったら自分がめちゃくちゃ頑張ったら実写化できるかもしれない」と思えたのだそう。
佐藤健|るろうに剣心 俳優を辞める覚悟の理由は?
「アクションシーンが格好良くならなければ俳優を辞める」
という覚悟で撮影に臨んだんだとか。
それについて「当然だと思う、るろうに剣心がそれくらい好きだった。るろうに剣心の剣心を演じる、それがもし、ダサかったら正直僕、恥ずかしくて世に出られない。と思っていました」「自分の人生懸ける価値のある作品だなと思ったので頑張れましたね」と話していました。
その、数あるアクションシーンの中で「日本映画史上 最高峰アクション」との呼び声高い作品が、3作目2014年「るろうに剣心 伝説の最期編」のクライマックス。藤原竜也演じる「志々雄真実」との決闘シーン。

14分間にもわたる激闘シーンだったよ
佐藤健|るろうに剣心 現場で反乱が?
大人たちの大ゲンカ
志々雄真実とのシーンは、8日間で撮ったものを14分に凝縮したもの。
しかも、撮影最終日には27時間撮影だったようで・・・。
「あ、それちょっと問題ですね」と佐藤さん。
「途中、物理的に立てなくなったりしましたね。比喩じゃなくて立てなくなるっていう。ほんとに」
「朝まで撮るんですよ、ずっと」
「だからキャスト皆、ひげとか生えだして・・。マジな話、反乱がおきてましたよ」
「僕たちが寝れないということは、スタッフはもっと寝られない。撤収や次の日の準備もしなきゃいけない」
そのため「大人たちの大ゲンカ」が勃発していたようです。
「いつ寝たらいいんだ」と反乱がおきていたけど佐藤さんは「本当にすまない、ここの1カットだけ撮らせてくれ」とお願いして撮ったりしていたみたいですね。
「舞台裏のアクションの方が激しかったかも」と振り返っていました。
そんな過酷な撮影で佐藤健さんについてきたスタッフ。それには、佐藤さんが一番過酷で一番危険な状況に身を置き、ストイックに作品と向き合う姿勢に感化され団結力を生んでいたということでした。



監督からOKがでてもやり直しを
申し出ていたみたい
佐藤健|まとめ 最も大切にしている人生訓



佐藤健さんが覚悟と熱い想いを持って
挑んだ作品だったのですね



もう一度
るろうに剣心を1作から観てみたくなりました
佐藤健さんが仕事をする上で大切にしていることは
「映像作品を創る事にフォーカスしたときに、観てくれる人たちを喜ばせること、自己満足にならないようにしたい、誰に向けてやっているのか、その人たちの顔を思い浮かべることは大事にしているかもしれない」
と話していました。どこまでも素敵な俳優さんです。
今後も、ますますのご活躍を楽しみにしています。
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